テリー・ライリー+デイヴィッド・タネンバウム(2005/11/15@自由学園明日館講堂)
テリー・ライリーについては、「ニュー・エイジ・ミュージックの教祖」というくらいの予備知識しかなかったのですが、聴いてみてびっくり! サンタクロースみたいな白髭のおじいさんがニコニコ笑いながら出てきてピアノの前に座るやいなや、パワー全開のものすごいピアノを弾きはじめるんですから。パワフルおじいさんの音楽を聴いてノックアウトされたのは、ミシェル・ルグランの弾き語りを聴いて以来。
ミニマルふうのリフでごりごり押し通すところはまるでミシェル・ペトルチアーニのよう。全編いかにもアメリカ人的なオプティミスティックな音楽が聴けました。
共演のデイヴィッド・タネンバウムもほどよく泥臭い味のあるギターで、息のあったところをみせていました。
ただ、ドブロ・ギターみたいなので、純正調なのかなあ、耳慣れないチューニングで演奏した数曲は、小生にはよくわかんなかった……。[genki]
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント