« onblo talk series 01「現代音楽はおもしろい!」その3 | トップページ | モーツァルト自筆の主題目録 »

2006/01/11

クラシック音楽がブームです?:2006/01/09・NHK総合『クローズアップ現代』

「いま、クラシック音楽がブームです!」──“ザ・NHKの良心”国谷裕子アナウンサーの気持ちのよい断言で始まったのは、1/9の『クローズアップ現代』。「え、ホントに? いったいどこで?」とおもわず画面に向かって問いかけてしまいました(でも、昨年10月にも(いまや地に落ちた)韓国のクローン技術について、同じような口調で伝えていたっけ)。ちなみに「大好き! モーツァルト」という特集でした。
クラシックがブームなのかどうか、小生にはわかりません。仕事柄、わかってなきゃいけないような気もしますが、なんというか、われわれとはまったく関係のないところで起こっている出来事のような感じがします。でも、知人によれば、ある在京オーケストラの定期公演には、「こんなに毎日毎日いろいろな場所で演奏会があるのに、どうして?」っていうほど、最近はお客さんが入っているそうだし、あながちデタラメでもないのかもしれません。
でも、いっぽうでは「クラシック」と「ブーム」ということばが結びつくことに、そこはかとない違和感を感じることもたしかです。
友人どうしの会話で、「いまオレ、クラシックにハマってんだ」と話す若者の姿が目に浮かぶなあ。これって、違和感ありませんか、そうですか。べつにいいんですけど……。
この場合、「クラシック」ということばをたとえば、「平原綾香」におきかえてもいいんですけど、この「クラシック」と「平原綾香」がおきかえ可能、っていう時点で、すでに「クラシックは終わっている」と思ってしまうわけです。だって、むかしは「音楽鑑賞」といえば、ジャズでもロックでも演歌でもなく、クラシックのことだけを意味していたわけですから。
音楽大学の作曲科で教えるある先生が、「最近の学生は、ベートーヴェンが交響曲を何曲作ったか知らないんだよ」と嘆いていましたが、そうか、クラシックを知らなくても、現代音楽は作曲できるのか、と妙に感心してしまいました。
そうだ! 「クラシックを知らずに現代音楽は作曲できるのか(していいのか)」を、次の「onblo talk series」のテーマにしようかな。[genki]

|

« onblo talk series 01「現代音楽はおもしろい!」その3 | トップページ | モーツァルト自筆の主題目録 »

コメント


作曲とヴァイオリン演奏の玉木宏樹です。
私儀、このたび「クラシック埋蔵金、発掘指南書」(出版芸術社¥1800)を上梓致しました。
不当にも埋もれてしまった名曲150曲を紹介していますが、今回、
http://8724.teacup.com/justint/bbsの掲示板を建て、作曲家名と作品名をお知らせしています。
一度ご覧になられてご意見,感想を賜れば幸甚でございます。

NPO法人 純正律音楽研究会のホームページもリニューアルしました。
http://just-int.com/
以上,よろしくお願い致します。
玉木宏樹

http://8724.teacup.com/justint/bbs

投稿: 玉木宏樹 | 2009/01/19 10:48

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29830/8112450

この記事へのトラックバック一覧です: クラシック音楽がブームです?:2006/01/09・NHK総合『クローズアップ現代』:

» 音楽療法研究会について [音楽療法士の資格と仕事]
音楽療法研究会について浜松音楽療法研究所は静岡県西部地区を拠点に活躍しとる音楽療法の研究所や。音楽の街といわれる「浜松」に1999年の秋に発足されたんや。発足の理由は、よりどエライ昔の視察研修で、長い歴史上に築かれたアメリカの音楽療法の現場を目の当たりにした研究生達が、音楽療法士を目指す仲間作りも大切であると願っとったトコに、アメリカの音楽療法家クライブ・ロビンズ夫妻による音楽療法セミナー開催の誘いを受け、特別講演会を準備しながらの発足となりよったちうワケや。浜松音楽療法研究...... [続きを読む]

受信: 2007/07/02 18:00

« onblo talk series 01「現代音楽はおもしろい!」その3 | トップページ | モーツァルト自筆の主題目録 »