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2006/01/10

onblo talk series 01「現代音楽はおもしろい!」その3

さてさて、面白くなってきました。沼野さん、書き込みをありがとうございます。そして、すぐさま反応してコメントを投稿してくださったおふたりにも感謝します。

沼野さんが新たに提示してくださった「ほとんどの現代音楽は(残念ながら)むずかしくない」という視点は、これまた刺激的ですが、ある意味ひじょうに納得できるところがあります。
たとえば、最近では「アルファ波」だとか「癒しの音楽」だとかいわれて、とにかく「快い音楽」の代表格とされているモーツァルトを考えてみましょう。現代音楽のような「不快な音響」の対極にある、「ドミソ」でなりたっているモーツァルトの音楽は「むずかしくない」でしょうか?
表面的にはそうかもしれませんけれども、小生にとっては、モーツァルトほどむずかしい音楽はない、というのもまた事実です。「天衣無縫」という言葉をそのまま音にしたかのようなかずかずの傑作を、はたしてわれわれはほんとうに「理解」できているのだろうか、と考えてしまうのです。そして、その「謎」の深さゆえにこそ、モーツァルトの音楽は時代を超えて聴きつづけられる「永遠性」を獲得しているのではないか、とさえ思います。
それに比して、現代音楽は、多くの人がなんとしても解き明かしたいと願うにたる「謎」を、ひとびとに提供しているだろうか──これが、沼野さんの問いかけであったのではないかと思うのです。

「むずかしさ」ということにくわえて、いただいたコメントからも、「芸術」「美」「快」など、検討するにあたいするさまざまなタームがでてきたように思います。あまり議論の幅をせばめず、このまま進んでみたいと思います。[genki]

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受信: 2006/01/13 00:21

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