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2006/12/03

日本音楽学会全国大会「武満パネル」の要旨

 今年の日本音楽学会全国大会におけるパネル・ディスカッション「武満徹と日本の作曲」の要旨が、以下にアップされています。

 http://www.design.kyushu-u.ac.jp/~sn/msjq2006/takemitsu.html

 中村滋延氏の「(同時代の作曲家のなかで)なぜ武満が群を抜いて高い評価を得るに至っ たか、あるいはその評価は正当か」という問題設定、小鍛冶邦隆氏の「武満の音楽の特徴は、彼が受けた西洋音楽の教育の不全に起因するものではないのか」という指摘、長木誠司氏の「武満徹論は氾濫しているが、武満徹研究はまだなされていない」という指摘、佐野光司氏による武満の自筆譜の管理にかんする現実的な問題提起など、興味深い議論がなされています。[genki]

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