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2008/03/03

[日誌:2008/03/02]タワーでトークイベント

いよいよ片山さん、沼野さんのトークショーの日。快晴のもと、タワーレコード渋谷店へ向かう。

1時間前に現地入り。6階クラシックフロアでCDを物色するヒトビトに、おそるおそる「すみません〜。本日トークショーやりますんで、よろしければぜひ……(ごにょごにょ)」とチラシを渡す。みなさん、そうとう集中してCDを探しておられるらしく、何人かはかなり驚かせてしまった。

30分前、約束の時間に沼野さん到着。10分遅れて、片山さん到着。沼野さんがトークのなかで指摘していたように、すでにして片山さん、タワーレコードの黄色い袋をぶらさげていらっしゃる。

やはり告知期間が短かったのか、空席がめだつ。タワーの松浦さんにお願いして、もういちど案内のアナウンスを入れていただいてから、定刻から5分遅れで開始。話がはじまると、すこしずつお客さんの輪が大きくなってきて、ホッとした。

アルテスのブログでも書いたんだけど、片山さんが子供のころからマイナーなものばかりが好きで、誰も知らないマイナーなものの魅力をいかに他人に伝えるか、という努力をつづけた結果、あの独特の文体が生まれた、というくだりには納得。また、扱う対象がマイナーなものばかりなので、「じつはこんなにおもしろい」とか「こんな意味がある」というような、基本的に「褒める」方向の内容になる、というのも、片山さんの文章の独特の明るさ、楽しさにつながっているんだよなあ、と理解する。

トーク終了後は、来場者のほとんど全員がサイン会の列に並んでくださって、みなさん、金色のサインペンで、本の黒い見返しにサインをしてもらってた。沼野さんの『リゲティ、ベリオ、ブーレーズ』(前の職場でつくった本です)をわざわざその場で買って、沼野さんのサインをもらってる桐朋の教え子2人も。あとで聞いたら、「オンゲイブログを読んで」トークショーのことを知ったとのこと。おお、このブログも役に立っているのだ、とちょっと嬉しい。

ウメ子の家」に移動。片山さん、沼野さんに小鍛冶邦隆さん、そしてワタシの4名で打ち上げ。藝大や桐朋の話、現代音楽や作曲家の話など、まわりのひとたちには理解不能の話題に笑い興じる。小鍛冶さんが若いころ山田一雄の鞄持ちをしてたっていうのははじめて知った。藝大での現在の立場もあり、なんとなく「アカデミズムの人」というイメージの強い小鍛冶さんが、じつは「現場の人」でもあったというのは、とても興味深い事実だ。ヤマカズの真似をする片山さんも妙だったけど。

帰りは沼野さんと京王線で。4月から1年間ボストンに留学されるということで、ここぞとばかり、スカイプの素晴らしさを力説した。[genki]

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