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2008/03/19

[日誌:2008/03/19]昔の自分はえらかった。

デスクワークの日々。外はもう、まぎれもなく春である。少し足をのばせば桜も咲きはじめているのだろうなあ(まだ見てない)。がまんがまん。

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明日(3/20)にせまった片山杜秀さんと岩野裕一さんのトークセッション@ジュンク堂池袋本店の準備。書店側の担当者はあの田口副店長。CDプレーヤーやらアンケート用の鉛筆やらの手配を依頼。なんとなんと、予想を大きく超える人数の予約が集まっているとか。ジュンク堂のウェブサイトでは、まだ満員御礼にはなってないみたい。みなさん、「ナマ片山」「ナマ音盤考現学」を体験しに、ぜひお運びください(レアな音源も聴けまっせ!)。

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前の職場の社長さんから電話。退職前に担当していた本のことでちょっとした問い合わせ。どんな本かというと、これです(↓)。

2003年に尾山台の伊福部邸にご挨拶に行ったときのことを鮮明におぼえている。当時89歳。お会いするまえは仙人のような方なのかと思っていたけどさにあらず、少し耳は遠くなっておられたが、まだまだ現役ばりばりの仕事人の風情が感じられた。

伊福部先生没後、いろいろな事情で刊行が延び延びになり、ご協力をあおいでいた松村先生もお亡くなりになってしまったが、社長みずから獅子奮迅され、無事刊行のはこびとなったと聞く。まさに「至宝」「遺産」とよぶにふさわしい書物。アルテスでもいつの日にかこういう出版物をもちたいものだと思う。

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もう1本、やはり昔担当した本についての問い合わせ。もう7年も前の本だが、掲載した写真の原本が返却されてないのではないかとのこと。やば……。とうぜんおぼえてないのだが、そういうとき「返したに決まってる」と反応するか、「もしかしたら返してないかも」と反応するか──ぼくは圧倒的に後者である。自慢じゃないが。

退職したときに、会社から「業務関係の資料はすべて置いていくように」といわれたのだが、雑誌の編集部ならともかく、ひとりで最初から最後まで担当する書籍の場合、その担当者にとっては重要な書類でも、別な編集者にとってはたんなる「燃えるゴミ」である。というわけで、200以上の本にかんする膨大なファイルをすべて自宅に持ち帰った。

当該の書籍のファイルはほどなくみつかり、おそるおそる中を探す。写真らしきものははいってない。ここで「見つかりません。やはりお返ししたようです」と返事をしたっていいのかもしれないが、どうももやもやする。さらに書類を1枚1枚点検。すると──あった! 写真を返却したときの手紙のコピー。おおおー。しばし感動。

7年前の自分にいってやりたい。「えらいぞ、オレ」。そして、もうひとこと──「あんた、ひまだったのね」。[genki]

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