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2008/04/03

[日誌]他人の曲に詞をつけるということ

桜をちらちらと横目に見ながら、都内へ。デザイナーの下川さんと片山杜秀さんの第2弾の装丁の打ち合わせ。こんどは付録付きです。ご期待を!

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080403kitayama夜は大井町のきゅりあんできたやまおさむさんのレクチャー&ミュージック「あの素晴らしい愛について」。第1部がきたやまさんと岡野憲一郎さんという精神科医2人による対談。第2部が青木まり子さんの歌。去年の6月は青山スパイラルだったから、大幅に動員数が増えたことになる。舞台裏はたいへんだろうけど、こういう知的にも音楽的にも質の高いイヴェントは貴重なので、毎年続いてほしい。

きたやまさんの話は、とても知的なのだけれど、同時に眠っていた感性を活性化させてくれるようで、それが第2部の歌を体験することで完結する。だから、どうぞご自分で体験してくださいとしか言えない。ほかのどんなコンサートとも違った体験だ。

おもしろかったのは、きたやまさんの作詞のスタイルが完全に「曲先(きょくせん)」で、詞を先に書かなければいけないときには、既存の曲に合わせて詞を書くという話。《ラヴ・イズ・オーヴァー》にはもう3度くらい作詞したという話には笑ったけど、あんがいきたやまさんの創作の秘密を明かすエピソードかもしれない。対談を好むのも、もしかしたらクライアントの精神分析をすることも、他人の曲に詞をつけることとどこかつながっているのではないだろうか。

きたやまさんの詞は、歌い手にとってはかなり歌うのがむずかしい部類に入ると思うが、青木まり子さんはとてもスムーズにうたにして届けてくれる。由紀さおりの歌った《初恋の丘》がよかった。[genki]

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