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2008/04/12

[日誌]『魂のゆくえ』、ARTES*Web連載開始

片山杜秀さんの第2弾『音盤博物誌』、ようやく目鼻がついてきた。これから索引の作業。『レコ芸』の連載を順番も含めてそのまんままとめるという、ある意味「芸のない」編集方針であるだけに、組版などの編集のていねいさと索引の充実が、単行本化においての「付加価値」となる。前作では山崎浩太郎さんがそのことを評価してくださったので、今回も気合いが入る。

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魂のゆくえ本日、ピーター・バラカン著『魂(ソウル)のゆくえ』、発売開始! 夕飯を食べてたら、スズキ隊長から電話。「見た?」──え、なにを? 「Amazon。いま95位だよ!」──おお〜! 「5つ星のコメントも付いてる」──発売日にして、すごい! 内田樹さんの『村上春樹にご用心』のときは、われわれが確認できたAmazonの最高位は「45位」だった。今回は同じく著名人とはいえ、れっきとした「音楽専門書」での2桁の順位。これは期待できる、かな?

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アルテスのウェブサイトで待望の「連載」が実現。第1弾は当ブログの連載「Carte blanche」でもおなじみの小鍛冶邦隆さん。「音楽・知のメモリア」と題して、「作曲とはなにか」という問いを音楽史に照応させて論じる野心的な連載。本日、第1回がアップされた。ゆくゆくは書籍化するつもり。「アカデミック・ラディカル」の面目躍如といった過激な連載になる予定なので、乞うご期待![genki]

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» 本の柔軟 04212008 [つき指の読書日記]
 内田樹(うちだ・たつる)のブログ、毎日1万位ヒットするとのことである。並の人気タレント以上ではないか。5年以上も前には覗いたこともあるが、書籍になるのでそれを読むことにしている。  大学教授にしては変に学識だけに偏らず、ごく普通の視線から繰り出すフレーズの数々、他では味わえない知性に魅せられる方が多いということだろう。だから、本になっても教養書の割にはよく売れ、次々に新刊がでるということにつながる。  ぼくの経験からも、学者の中には失礼だが、人格破綻、変人、専門的偏執者が少なくない。...... [続きを読む]

受信: 2008/04/20 19:27

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