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2008/04/14

[日誌]ファイル復元、チェロを奏く象

1冊、ほぼ組み上げてから刊行のタイミングをみていた書籍があるのだが、そのファイルを確認しようと思ったら、ファイルがまるごと、ない……! あちゃー、このまえHDを整理したときにまちがって消しちゃったらしい。バックアップはとるように心がけてるんだが、自分の手で消してるんだから意味レス。

というわけで日曜日の夕方から、あの手この手で「ファイル復元」にトライ。けっきょくは「ファイルサルベージ6」をダウンロード購入して、なんとか問題の本のファイルを3つ救出。こんなもんかあ、と力が抜けるが、とにもかくにもあるとないとでは大違いなので、まあよかったとしなきゃ。オープンソースのフリーウェア「PhotoRec」も使ってみたけど、大量にファイルを拾い出してきてくれるのだが、ほとんどが壊れていて開けなかった。

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今日も午前中はファイル復元のつづき。まあ、しゃあない、自分がアホだったのさと気をとりなおして、外出。iPodの「シャッフル」でいきなりかかった曲がビル・エヴァンスの《My Foolish Heart》(笑)。沁みるなあ〜。

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チェロを奏く象今道友信先生の研究室で本の打ち合わせ。帰るときに、「象の本はさしあげていませんでしたね」といわれ、『チェロを奏く象』(レイライン)をいただく。先生が15、6歳のころから70年間にわたって書き続けてこられた350篇の詩のなかから77篇を1冊にまとめたもの。今夜からゆっくりと味読しよう。

カバーにあしらわれた象の絵は先生の描かれたものだそうだ。象のような先生の巨軀をおもわせるユーモアにあふれた、でも真実のこもった絵。「象はチェロを鼻で弾くんですね」と聞くと、「そうです。手でも弾くことができるのですが、象は鼻のほうが器用なので、メロディを弾くときには鼻を使うのです」と答えてくださった。[genki]

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