◆Kaori Ishikawa plays Tobias Hume(共同通信社オーディオ・ベーシック編集部主催)
2009年3月14日 14:00開演 Studio K'S(東京・お茶の水)
※17:00からも同内容でおこなわれました。
◎出演:石川かおり(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
◎曲目(パンフレットと聞き書きによる):
[Part 1]Live Recordings/Kaori Ishikawa plays Tobias Hume:
トバイアス・ヒューム(1569頃−1645)作曲:
1)キャプテン・ヒュームのパヴァーヌ
2)ハーク、ハーク
3)グッド・アゲイン
4)兵士の決意
※以下は生演奏ではなくアントネッロ・モード・レーベルの録音音源の試聴会
[Part 2]24Bit/96KHz−Audio File Anthonello MODEの今後の発売予定作品より:
1)2009 SPRING発売予定『南米ペルーのバロック音楽トルヒージャ写本』(AMOE-10010)より「キリスト生誕のカチュワ」(演奏:アントネッロ&アドリアン・ヴァン・デル・スプール)
2)2009 SPRING−SUMMER予定『17世紀のハープ音楽』(AMOE-10011)より
《私の胸の中にある苦悩は》(モンテヴェルディ作曲)
《バレット》(作者不詳、17世紀イタリア)
(以上演奏:西山まりえ)
3)2009 SUMMER予定『メディチ・ブラス』(AMOE-10012)より
《アムローダ》(ドメニコ・ダ・ビアゼンザ作曲)
(演奏:アントネッロ)
[Part 3]24Bit/96KHz−WAV VS 16Bit 44.1 CD-A:
『バッハ:インヴェンションとシンフォニア』(AMOE-10009)よりインヴェンション1番
(演奏:西山まりえ)
オーディオ雑誌の主催で、アントネッロの石川かおりさんのガンバ・ソロ演奏を中心にした興味深いイヴェントがおこなわれた。会場はマンションの一室にフローリングの床をしつらえた感じのよいスタジオ/試聴室で、観客20人ほどで満員になるこじんまりとしたスペース。オーディオ雑誌のイヴェントというと、超マニアックな世界を連想するかもしれないが(内容的にはたしかにその面もあったのだが)、集まった面々はアントネッロのコンサートで顔なじみの方も多く、説明者もアントネッロ・モード・レーベルの関係者ということで、アントネッロ・ファンにとっては想像以上にアット・ホームな雰囲気のイヴェントになっていた。