古楽特派員テラニシ016|バッハフェスト2009(ライプツィヒ)
[写真1]ライプツィヒの中心、マルクト広場に面する旧市庁舎にもバッハフェストの旗がひるがえる。撮影:寺西肇
大作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハゆかりの古都ライプツィヒを舞台に、彼の作品の紹介と研究成果の発表を目的に、バッハの研究機関であるバッハアルヒーフ・ライプツィヒが主宰する音楽祭「バッハフェスト2009」が、去る6月11〜21日、11日間にわたって開かれた。プログラムは、関連行事も含めれば100以上が用意された。今年のテーマは「バッハ、メンデルスゾーン、そしてレーガー」。バッハの再発見に貢献し、今年がちょうど生誕200年にあたるフェリックス・メンデルスゾーン、そして、ライプツィヒ音楽院の教授を務め、対位法などバッハの語法に大きなイマジネーションを受けたマックス・レーガー。2人の作曲家を通じて、バッハが後世に与えた影響を探ってゆく試みだ。
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